【タイ会社設立・基本】BOIとは?

BOIってキーワード、よく出てくるんだけど、なんだかよくわからない。」 

BOIとは, BOIの基本

BOIをひとことで言うと?

BOI (Board of Investment、タイ投資委員会) は、タイにおける国の政府機関で、日系企業のような外資系企業が進出する際、現地法人を設立する際の手続きを管理する事務的な窓口になる機関です。

BOIはなぜできたの?

タイはもともと米の生産を始めとする、農業国でした。また、外資系企業が進出したり、外国人が事務所を設立する際には、外資規制が多くあり、ハードルの高い国でした。しかしタイ政府は国のさらなる国の発展のため、工業化路線を打ち出しました。それが1954年の産業奨励法で、その窓口としてBOIは設立されました。しかし当時の国内・国際事情の影響もあり、本格的に始動したのは、1985年のプラザ合意、1997年アジア危機以降のことです。近年では、2014年に新投資奨励制度がスタートし、タイのさらなる国際競争力強化のため、イノベーション・環境・ASEAN東南アジア諸国連合)・クラスター・経済特区などのキーワードを中心に外資系企業誘致を積極的に行っていると言えます。

BOIは何をしてくれるの?

 あなたの進出・設立が、タイの産業高度化に有益だと判断されれば、BOIはあなたの進出・設立を多方面からサポートしてくれます。具体的に言うならば、あなたの業種が奨励業種リストに載っているなら、BOIに投資奨励申請をすることで、「恩典」が受けられます。

この恩典については、BOI投資申請のベネフィット をご参照ください。

BOI申請の詳細を知りたい