タイの産業構造と現地法人設立のメリット
タイで支店を設立したい。
けど、どういう産業で設立すればいいのかわからない。
そういう方のために、今回はタイの産業構造について書いていきます。
タイは近年産業構造を変化させています。
1950年ごろは第一次産業が、1980年ごろは工業部門が主なものとなっていました。
タイの工業化は、日本やその他の国からの投資が増加したのが背景となっています。
そんなタイで現在主要産業となっているのが、自動車、電気・電子機器などです。そして、タイで今急成長を遂げているのがコンピュータ関連機器です。
タイの電子産業は、パソコンやオーディオ機器などの基幹部品であるハードディスクドライブが多くを占めています。
なぜなら、世界のハードディスクドライブ生産の約43%を占めるのがタイだからです。
タイがハードディスクドライブ生産で世界1の座を獲得したのは、低い労賃に関わらず高い労働の質が得られること、空港や道路などのインフラ整備が整っているのが理由としてあげられます。
タイのインフラはアジアの中でも充実しており、製造拠点を設立する上でとても有利なものとなっています。インフラを利用しやすい場所に現地法人を設立すれば、他の企業よりも大きく有利になります。
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