シンガポール会社設立徹底解説!「労働環境入門」

 シンガポールで会社を設立する場合、現地採用をする企業が少なくないです。なので、今回はシンガポール労働環境について、入門知識を紹介していきます。

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・就業人口

 2008年から2012年まで、シンガポールの総人口は4,839,000人から5,312,000人まで増加しましたが、2012年の人口増加率はただ2.0%となっています。そのうち労働力人口は約336万人で、就業者は約327万人です。このような少子化の進展により、今後の労働力人口の増加は期待しにくい状況です。

・産業別就業人口

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失業率

 2001年以降シンガポール失業率は悪化傾向にあり、4.7%まで上がりましたが、近年のシンガポールでは就業人口は増加傾向にあり、2009年の3.2%をピークに再び減少に向かい、2012年には2.0%に落ち着いています。

・産業別賃金

 シンガポールでは最低賃金が法で定められておらず、賃金は雇用者と労働者との交渉によります。各産業の賃金を知った上で、現地採用をする場合に基本的に基準をわかるようになります。

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・他国との賃金比較

 シンガポールの平均賃金は、アジアの他の国より高いです。労働市場は常に流動的で、日本と比べると転職が当たり前になっています。労働者の勤続年数は短く、求人や採用が比較的頻繁に行われているのがシンガポールの雇用の現状です。

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 このような労働環境において、如何に適切な労働条件を設定し、優秀な人材を雇用できるのかをこちらのサイトを見てみてください

出典:http://www.wiki-investment.com/book_inner.php?state=read&indexing=10&cha_id=MzI=&book_id=Nw==&sdi=138#con138